ChatGPTの最新モデル gpt-3.5-turbo とは
ChatGPTはOpenAIが開発する高性能な自然言語AIです。2023年3月1日、ChatGPTの最新モデルgpt-3.5-turboのAPIが公開されました。gpt-3.5-turboはChatGPT3.5と同等の性能で、かつレスポンスが速いモデルです。使用には費用が掛かってしまいますが、APIを様々なサービスに組み込むことで応用的な使い方ができるようになりました。
Googleスプレッドシートに連携させるメリット
gpt-3.5-turboをGoogleスプレッドシートに連携させると、欲しい回答がスプレットシート上ですぐに得られるようになります。
例えばあなたが映画を紹介するTwitterアカウントを運用していた場合、次の画像のようにツイートを自動で大量生成できます。
スプレッドシートに連携させることで、リサーチ業務の効率化、ワークフローの自動化、レポートの自動生成など、作業の負担を大幅に減らす効果が期待できます。
gpt-3.5-turboの利用価格
利用価格は以下になります。
- 1000トークンあたり 0.002＄
- 日本語で100文字あたり約0.4円
詳細はこちらの記事を見てください。
APIの登録とシークレットキーの取得
OpenAIからシークレットキーを取得します。APIキーはこちらから取得できます。
“create new secret key”をクリックするとシークレットキーが発行されます。
シークレットキーは漏洩しないように大切に保管しておいてください。
Googleスプレッドシートに連携させる方法
GAS上で以下のコードを入力してください。
const SECRET_KEY = "ここに取得したシークレットキーを入力してください";
const MODEL_NAME = "gpt-3.5-turbo";
function GPT(prompt) {
const url = "https://api.openai.com/v1/chat/completions";
let messages = [{role:"user",content:prompt}]
const payload = {
model: MODEL_NAME,
messages: messages
};
const options = {
contentType: "application/json",
headers: { Authorization: "Bearer " + SECRET_KEY },
payload: JSON.stringify(payload),
};
const res = JSON.parse(UrlFetchApp.fetch(url, options).getContentText());
return res.choices[0].message.content.trim();
}コードを呼び出す場合はスプレッドシート上で以下にように関数を呼び出せばOKです。
=GPT("ここでプロンプトを指定")なお更新するたびに関数が実行されてしまうので、実行が終わったら結果をコピーして値のみ貼り付けするようにしましょう。
コメント